カキツバタ 4月17日誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう

誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう

花言葉とは「一つ一つの花の特質にふさわしい意味を持たせたもの」を指し、
起源はトルコの風習にあるとされています。

17世紀頃のトルコでは、恋人への愛を文字や言葉ではなく「思いを託した花」を
贈ることで表現していました。

その習慣が各国にも広がり日本には19世紀末の明治初期に花言葉が輸入されたのです。
やがて日本人の風習や歴史に合わせ日本ならではのオリジナルな花言葉が
できあがったと言われています。

現在では花言葉を公式に認定する機関は存在しません。
花言葉を深く思わないで「コミュニケーション」といたしましょう。

想いある人の誕生花を育てて誕生日に花と花言葉を添えて贈ると嬉しく
喜ばれることでしょう。

カキツバタの誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう

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カキツバタ(燕子花・杜若)
花言葉 : 幸福が来る、音信、幸せはあなたのもの、贈り物、高貴、思慕

 
日本からシベリアまでの東アジアの温帯地域に分布する多年草です。
湿地や池の近くに自生し草丈は50cm~80cm程で細長い葉っぱとアヤメ科独特の
紫色や白色の花を5月~6月に咲かせます。

古くから『万葉集』など歌にも詠まれ親しまれています。
平安時代の歌人在原業平が和歌の題材にしたことでも知られ7世紀頃にはすでに
園芸植物として栽培されていました。
深い青紫の花が水辺に咲く様子は風情が感じられます。

名前の由来は「書き付け花」で衣服を染めるのに利用されたことによります。
50ほどの園芸品種がありハナショウブのように外花被が3枚の三英花と外花被が
6枚の六英花があります。
弁幅は比較的狭く先がとがっていて野性味が感じられ葉幅は広く葉脈は目立ちません。

よく似た花で湿地を好むものにヒオウギアヤメがあり
花に網目模様が入ります。
漢字で「杜若」と書いてカキツバタと呼ばれますが「杜若」はアオノクマタケランを
指すものです。
 
アオノクマタケラン
アオノクマタケランの花の投稿画像 by 南国のくまさんさん ...

慣用句では「いずれアヤメかカキツバタ」といわれるように優劣が付け難く
区別しにくいもののたとえとして引用されますがアヤメは陸生で一般の草花と同様、
水はけのよいところで育ち一方のカキツバタは水生で池や沼地など常に水のある
ところを好みます。
 
アヤメ              カキツバタ
ヒオウギアヤメ | 花図鑑 五十音順 | 花図鑑 | 白馬五竜高山植物園 カキツバタ 花言葉-花言葉ラボ

花言葉「幸福が来る」は、万葉集に載せられている
「住吉の浅沢小野のかきつはた衣に摺りつけ着む日知らずも」という
和歌に由来します。
花の姿が幸福を運んでくるツバメを思わせることから「幸せはあなたのもの」
「贈り物」という花言葉がつけられたと考えられています。
 
 
◆カキツバタの育て方
アヤメ属のなかでは最も水を好み日当たりのよい水辺が適しています。
水深は5~15cmくらいで周年乾乾しないことが大切です。
冬期は水が凍ってもかまいませんが夏の高温期は水温が上がりすぎない事です。
 
植えつけはポット苗等は真夏と真冬を除き、ほぼ周年植えつけ可能です。
株分け苗は開花直後に植えつけます。
 
鉢植えの用土は一般の草花向け培養土が利用できます。
植えつけるときは肥料分が少ないほうがよく完全に根づいてから肥料を施します。
 
鉢植えは水をためた容器に沈めておき株元まで水につかるようにしておきます。
水の汚れ具合を見て月に1回程度は水を入れ替えます。
 
肥料の施しは、秋、涼しくなったら、緩効性の固形肥料を株元の土に埋めます。
スイレンなどに施す肥料も利用できます。 
 
増やし方は株分け種まき
株分けは開花直後に行い葉は半分くらいの長さに切り詰めます。 
株分け移植 は植え付けと同じです
 
タネまきはタネをまくと3年ほどで開花します。
タネを採取してまく場合には採取の際にタネがこぼれることで品種が混ざらない
よう注意します。  
 
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4月17日の誕生花は下記の4種の花です。各々の花は複数日の誕生日の花に
もなって居るので花の詳細は花名をクリックして下さい。

《4月17日誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう》
カキツバタ・・・・幸福が来る、音信、幸せはあなたのもの、贈り物、高貴、思慕
ハナビシソウ・・・私の希望を聞いて下さい
ラークスパー・・・私の心を読んで下さい、信頼、軽快、
アイリス・・・・・信じる、和解、吉報、優しい心、優雅 、すばらしい結婚、
         あなたを大切にします、

他の日の「誕生日の花と花言葉」は、この画面右上の検索から  
「◯◯月◯◯日誕生日」と入力して検索をクリックしてください。
花名でも検索OKです。
または右側ラベル「誕生日カレンダー」 よりも検索できます。


花言葉とは
1812年フランスのシャルロット・ド・ラトゥールが
「花々の言葉」を出版した事をきっかけにヨーロッパ各国に広まった。

続けてイギリスのケイト・クリーナウェイが「花言葉事典」を
出版したことで「花言葉」がますます認識されるようになった。

花言葉は、その花に関わる経緯などからつけられているが、
特にギリシャ神話や自生地の伝承話が基になっている言葉が多い。

それぞれの花は、人工的に交配改良されたものが多く出回る
新種の花にも「花言葉」があります。

新種が発表された時に花言葉を募集や改良される段階での
経緯から付けられているようです。

直近では、サントリーが2004年に遺伝子の置き換えで
作られた「青い花のバラ」では、名が「アプローズ」で花言葉は
「夢叶う」です。バラにはそれまで青色系がなかったのです。

花言葉は、我らの名前のように、その時の時代や環境状態て
其々勝手に付けられているようです。
だから、一つの花に花言葉が多くなり、それぞれを見ると理解に
苦しむ言葉があります。

現在では花言葉を公式に認定する機関は存在しません。
花言葉を深く思わないで「コミュニケーション」といたしましょう。



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